大きくなるにつれて、自分のなりたいものとの距離が近くなって
よく見えるようになってどんどん現実化するもんだと思う。
そう思うのは、自分のやりたい事がやっと形になったというか
前よりもはっきりしたものになったって事。


小さい時は、あれになりたいこれになりたいって色々考えたけど
今はもうそんな無鉄砲な事ホイホイ言える程無知じゃないし
まぁ今でも充分無鉄砲なんやけどそれでも、
自分の能力とか特技とか考えた上でなりたものを絞っていくというか。


今、すごい悩んでる。
高校に入って視野が広くなって、出来る事も一気に増えたし
自分の新しい部分も発見できた。
あたしの科は専門学科なので、専門的な事が出来る。
授業をやってれば嫌でも技術は身に付く。(多少は個人差あるけど)
1年の最初、ビビって思い切ってふめなかったミシンが
今は何のためらいもなくふめる。
ややこしくていつも苦戦していたミシンの糸通しも、下糸を出すのも
全然問題ない。ノープロブレム。


今までパステル系の淡い色だった自分の将来が、どんどん原色になってく気がする。
前より断然冷静に将来が見られる。
それで悩んでるのは
調理系に進むか、服飾系にすすむか。
もともと料理とかって苦手じゃないし、お菓子作るの好きやから
パティシエになりたいなぁと思って、その為に何か勉強出来ればいいなと思って
あたしは今の学科に入った。
でも、最近服飾もいいなぁと思えるようになってきた。
パタンにおこすのは苦手なのでパタンナーはあんまり希望しーひんけど
デザインとか楽しいし、実際縫うのも楽しい。(要は型紙におこすのが苦手)


人生って何本も何本も分かれ道があって、色んな可能性があって
それでも2本の道を同時に行くなんて無理で
何通りもパターンがあって
常に歩けるのは1本の道だけで
あっちの道を歩いていれば今頃、とか
そっちの道を歩いてれば例えばこんな自分で、とか
よそ見ばっかりやけど
でもあたしはその今歩いてる1本の道の歩いてきた足跡と
その先の何本にも別れてる道の先を
絶対後悔するもんなんかにしたくないんです。
なりたいものと現実時間の幅は常に縮まっていくけど
いつまでも足踏みばっかしててもしょうがないし
とりあえず、まず進んでみないと先って見えないから
なりたいものをまっすぐ見て、通り過ぎたり
すれ違ったりする事ないようにしたい。
こけたら起きればいいし、踏み外したら足下見たらいい。
でも、歩いてきた道を戻って、別の道に歩き直す事とか
ましてや同じ道を歩き直す事って無理やから
1歩1歩確認しないとなぁと思う。

そのために、どんどん現実味を増していく自分の将来は
絶対焦ったりして決めても意味がないと思うのです。
色んな可能性は同時に育てていいと思う。
最後に選べるのは1つだけやけど、きっと何かの瞬間に
こっち!って思えるような気がしちゃったりなんかしちゃったり。
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